キーワード検索をChrome拡張機能で出来る【Keyword Surfer】の使い方を解説

キーワード検索と言えば、SEOを記事に適用させる上で非常に重要な前準備なわけですが、以前は無料で使えていたGoogleが提供している【キーワードプランナー】も今では有料になり、他にもいいなと思ったツールなどがあとから有料になったりするなど、無料で使えて性能のいいものが中々ありません。

もしかしたら、海外性のもので実はとっても良いものがあるかもしれませんが、私は残念ながら知りません。しかしついに、無料で使え機能も申し分ないキーワード検索ツールを見つけることができました!

今回は、検索ボリュームを無料で調べることができるChromeの拡張機能【Keyword Surfer】の紹介と使い方について解説させていただこうと思います。

【Keyword Surfer】の主な機能

【Keyword Surfer】を拡張機能としてChromeに入れるとブラウザの検索結果の表示がこのように変わります。それぞれ表示されている部分は以下のような機能になります。

❶推定月間検索Volume

検索窓に入力したキーワードのおおよその月間検索ボリューム数が表示されるようになります。

❷推定月間トラフィック、単語数、一致キーワード数

左の数字は記事が月間でどれだけのアクセスを集めているのか【推定月間トラフィック数】のデータで、真ん中は【単語数】”文字数”ではありません。右が【一致キーワード】で検索窓に入力したキーワードが記事内で完全に一致している数(※ただ、私の環境では”0”と表示されていることが多いです。)

❸関連キーワードアイディア候補

検索窓に入力したキーワードに関連したキーワード候補を表示してくれる機能です。さらにその関連キーワードを含めた場合の月間検索ボリュームも表示してくれます。《Similarity》はメインキーワードと関連キーワードの関連性の高さを表しています。

ドクター
間違いやすいですがキーワード候補なのでサジェストとは違います。キーワードサジェストは、世間が検索している複合キーワードを検索エンジンが表示してくれるもので、Keyword Surferが出すキーワード候補とは、「メインキーワードにこのキーワードを含めるとこれくらいのボリュームがありますよ」と教えてくれる機能です。

❹Correlation charts(グラフ)

先程の❷の推定月間トラフィック、単語数、一致キーワード数をグラフ化したものです。数字をグラフで見ることで全体的なキーワードの需要や文字数によるライバルの強さなどを把握するのに役立ちます。

アカウントやメールアドレス登録なしで使える

通常、こういったツールは無料で使えてもメールアドレス登録などの”条件”があることがほとんどなのですが、【Keyword Surfer】に関しましては今の所(2021年1月26日現在)

正直ここまでの機能を無料で使えること自体が信じられないです。もしかしたら将来的には有料化になるかもしれませんが、現在その様子はないので、使えるときに使っておくことをおすすめします。

最強ツール【Ubersuggest】と比べて

実はここ最近まで代替ツールとして有名だったのが《Ubersuggest》という、同じくキーワードサジェストや検索ボリュームを調べることができるツールです。

最初は無料で使えていましたが、今では無料での使用は1日3回までとなり、これまでキーワードプランナーの代替ツールとして使いこなしていた方には非常に残念なことに。

プランはサブスクリプション(月額)と買い切りで以下のようになっています。

サブスクリプション(月額)

サブスクリプション(月額)

買い切り

買い切り

確かにこの手のツールとしては破格の安さではありますが、これからSEOを学ぶ人など、初心者と呼ぶべき方々にとってはちょっと冒険ではあります。

実際にある程度収益が出ていたり、お金に余裕がある場合は購入できる価格帯ですが、”まずはブログやってみる”くらいのスタートのときは、やはり【Keyword Surfer】がベストではないかと思います。

検索ボリューム数の正確性

では実際に表示されるボリューム数の正確性はどうなのかというところですが、先程紹介した《Ubersuggest》はGoogleのAPIを利用していると言われているため、検索ボリュームの信憑性についても高いとされています。

Keyword Surferも《Ubersuggest》とほぼ似たような検索ボリューム数を出してくれるので正確性も高いと言えます。

【Keyword Surfer】の検索ボリューム数

《Ubersuggest》の検索ボリューム数

ただ、他の検索ワードによっては若干数字に違いが見られるなど、絶対同じではないことも確認できています。

とは言え、片方が10万のボリュームで片方が100〜1000など極端な差ではありません。

最後に

ブログやyoutubeなどでアクセスを集めるための方法を勉強していると、SEOという手法は必ずと言っていいほど知ることになります。

SEOが絶対とは言いませんが、アクセスを集めるために必要な知識として覚えることは絶対に有用です。キーワードツールを使ってみたいけど、使いこなせる自信がないのにお金出すのものなぁ…と悩んでいる方に【Keyword Surfer】は非常におすすめです。

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