ここ最近のyoutubeは、規約が厳しくなったりして騒がしいですが、芸能人が参入してくるなどまだまだ注目のコンテンツです。

確かに今もまだ稼げる市場であることは間違いないのですが、ネットビジネスの1つとして盛んだった頃に比べると、初心者の方が参入しづらくなったのも事実です。

『顔出しなし!1動画10分程度!コピペのみでOK!パクるだけ!』という謳い文句で一世を風靡(ふうび)したyoutube商材の手法ですが、今ではそんな動画はほぼ淘汰されつつあります。

youtube側としては『クリエイター』を生み出したいという思惑がありますので、確かにyoutube商材に書かれているような手法がいつまでも通用するものではない、というのは簡単に推測できたことでした。

以下の記事でも書いたように、そういった手法に頼ったチャンネル運営では、収益化が難しくなっています。

他のyoutube関連の情報発信を行っているブログでも、最近ではオリジナル動画を推奨し始めています。

しかし、オリジナル動画となると、通常のyoutuberのような顔出しで行うものや、トップランキングのような高クオリティな動画を作らなくてはいけないと思ってしまう方も少なくありません。

ちなみに、ランキング系チャンネルで有名な『電撃ランキング』は、海外のチャンネルをパクっていたということで問題になり、著作者側から申し立てを受けて動画をすべて削除したことは話題になりました。

さらに、電撃ランキングの姉妹チャンネルの『フェルミ研究所』も、動画を削除しているようです。

この問題に関しては、また別の記事でお話させていただこうかなと思います。

さて、オリジナル動画に関してのイメージですが、上記のような通常のyoutuberみたいに顔出しをする必要はありませんし、ランキング系やまとめ系のように高クオリティな動画を作る必要はありません。

私がおすすめするジャンルは、マニアックでフェチズムな部分を刺激する”ASMR”というものです。いわいる【音フェチ】というやつです。

このジャンルに目を付けている人はまだまだ少ないです。

しかし、みんなが目を付けてないのは人気が無いからではないか、と思う方も少なくないはず。

ですが、ASMRに対する世界の注目度の高さを知ればきっと驚くはずです。

ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)とは

ASMRとは『自律感覚絶頂反応』と呼ばれ、『Autonomous Sensory Meridian Response』の頭文字を取った略語です。

簡単に言ってしまえば、”音”に対して性的な興奮、またはリラックス効果を得る反応のこと。

ちなみに中国の大手の動画配信サービスでASMR単体のカテゴリがあるほど人気でしたが、なんと中国政府が直々にASMRを『低俗なポルノコンテンツ』として中国の動画配信サービスに掲載を禁止するほどの影響力を持っています。

実はこのASMRコンテンツは、中国、韓国、米国などでは大人気コンテンツとなっており、ASMR会の大物動画配信者が誕生するまでに至っています。

アメリカで代表的なASMR動画配信者と言われるのが【Gentle Whispering ASMR】さんです。

チャンネル登録者数約150万人で、総再生数はなんと5億回を超えています。ものすごく簡単にですが収益を計算すると、5000万ほどは稼いでいるということになります。

【フェチ】というのは、理解できない人にとっては全くもって理解できないものですが、ハマる人にとっては異様なほどハマる奥深い世界です。

この不思議な現象と非常に相性が良いのがyoutubeなのです。ちなみにASMRを100%楽しむにはイヤホンが必須と言えます。

音の種類によっても違う

上記で紹介した【Gentle Whispering ASMR】さんで発せられる音は、ウィスパーボイス(ささやき声)や様々な道具から発生する摩擦音などが主な動画内容となっています。

【音】と言っても様々な種類があり、それを好む人の数もそれぞれ違います。性的な感情を引き出すだけがASMRではなく、時にはなんでこんな音にハマるのか全く謎、理屈では説明できないものが需要を生む場合があります。

例えば、このチャンネルの動画を御覧ください。

こちらはスライムのおもちゃをクッチャクッチャとこねるだけの動画ですが、1800万回も再生されており、チャンネル自体の総再生数はなんと3億回以上にもなります。

こちらもご紹介。

どうでしょうか?ただの石鹸をカッターでゴリゴリ削るだけの動画がなんと1000万回再生されています。チャンネル全体の総再生数では1億回もあります。

このようにASMRは日本ではあまり広くは知られていませんが、世界的に見れば非常に需要のある有名なジャンルなのです。

ちなみに私が最近見た中では、『圧倒的不審者の極み』さんがASMR動画として有名だと思います。

「え?圧倒的な不審者の極みってASMRなの?包丁を作る過程が重要なんじゃないの?」と思う方も多いハズ。

もちろん包丁を作る過程が面白くて見ている方もいますが、実は音を聞いている方も非常に多いんです。

その証拠に、普段はBGMを付けずに動画投稿していた圧倒的不審者の極みさんですが、ある時動画にBGMを付けたものを投稿したところ、外国の視聴者ユーザーから音楽は消してくれ!という声が相次ぎました。

これがその動画です。

そういった不評が相次いだためか、その後の動画からはまたBGMを付けていません。

身近なASMRについて

実は、日本ではあまり知られていないと言っても、普段日常の中で割と経験したことがある人は多いのです。

例えば、スマホでリラックスする音を流すアプリをダウンロードしたことはないで多いのです寝る前に聞く音楽や、海の音、山の音、騒がしいカフェが落ち着くなど、日常の音によってリラックスを感じたことがないでしょうか?

音フェチまでいかずとも、こういった日常的に聞こえてくる音にリラックスを感じるのもASMRと言えます。

これからYoutubeを始めるならおすすめのASMR

さて、いよいよこれからyoutubeを始めるにあたって私がおすすめしたいジャンルですがもちろんASMRです。

では、どんなASMRがいいのかですが、私がおすすめしたいのが『食べ物に関するASMR』です。

韓国では『ムクバン』と呼ばれる食事動画が非常に人気なのです。

日本で食事動画と言えば木下ゆうかさんを連想する人は多いのではないでしょうか?

しかし、韓国で流行っているムクバンとは似て非なるものなのです。

こちらの方の動画を御覧ください。

『食べているところを映す』という点においては同じで、はたから見れば同じ大食いyoutuberと見えるはずです。

両者の違いは、木下ゆうかさんの動画は食べ物の見た目と味のレビューが主役であり、そこに軽快なBGMを乗せたものになっているのに対して、[Dorothy]도로시 さんの動画はBGMを控え、さらには味のレビューやテロップも特に無く黙々と食べており、咀嚼音がかなり鮮明に聞こえるものとなっています。

この動画のASMR効果は抜群で、チャンネル登録者数は130万人を超え、動画の総再生数は3億回に迫る勢いです。

このムクバン(食事配信)動画では配信者の方は顔出していますが、口元だけを映した食事動画を配信している方も沢山います。

ちなみにアメリカでの食べ物系ASMRだと、『肉を焼く』動画が人気です。

確かにお腹が空いている時にこのジュージュー音はたまらないですね。

食事系ASMRの注意点

食事系ASMRで気をつけなくてはいけないことというのは、日本人をターゲットにしないほうがいいということです。

日本で育てば必ず教えられるマナーの1つとして、食事中はくちゃくちゃ音を立てて食べない、というものがあります。

そのため、ムクバンは韓国やアメリカで人気がある一方、日本では受け入れられづらいという問題あります。

ただ、周りには言えないがこういう咀嚼音がたまらなく好きだ、という方も多くいるため、クレームが目立つ一方で注目されるという不思議な現象が起きたりします。

動画のコメント欄では「汚い、気持ち悪い」という意見が多いのに高評価が多いなど。

否定意見は表には出ますが、中々「この動画いいじゃん」と言えないのが食事系のASRMの辛いところ。

そういったことを踏まえて、できれば海外をターゲットにすることをおすすめします。

ASRMのいいところは、言葉による国の隔たりがないことです。

海外をターゲットにするということを難しく考えず、Google翻訳などを使いながらグローバルに動画を配信することができます。

最後に

ASMRは、聞く人を選ぶジャンルです。

なので、コメントでは賛否両論になりやすいですが、動画自体はyoutubeの規約に全く引っかかるものではありませんので、遠慮せず投稿を続けていけます。

顔を見せずに食事をする工夫さえしてしまえば、あとは撮るだけです。無理に高クオリティな動画に仕上げる必要はなく、マイクの距離などを調整しながら丁度いい配信のしかたを見つけましょう。

他の食事系動画を見本にしてみるのもおすすめです。

もし日本向けに行う場合は、テレビドラマですが『孤独のグルメ』なんかが上手に撮れているなと思います。

丁度よいBGMの音量に不快感を感じない咀嚼音。とても勉強になりますよ。

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