最近、youtubeを実践する人たちの間でとにかく話題になっているのが『黄色いドルマーク』です。

【youtubeで黄色いドルマークが付いた!チャンネルのデータ公開と考察】でも書かせていただきましたが、僕が持つyoutubeチャンネルも黄色いドルマークがつきました。

以前、1月あたりにおきたyoutubeチャンネルの大量BANについても別の視点というか、youtubeというより、『Google』が取り組んでいることから考察していきました。

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その結果、概ね予想はあたり、少し経ってから1万再生からの収益化というあたらしい制限を発表しました。

Googleは、このことでかなり『広告主』に対してナイーブになっているような気がします。

今回も、youtubeの問題として見るのではなく『Google』の問題として見ることで見えてくることがあるのではないかと思い、黄色いドルマークを表示させるようにした真意などを考察していきたいと思います。

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AIによる内容把握精度を上げようとしている

最近、GoogleはAIの方にも力を入れており、Googleが現時点で公開しているAIは、物体などを判別できる能力がどんどん高くなってきています。

絵を自動で補正してくれる『AutoDraw』というのがあり、絵が下手な人でも、なんとなくな曖昧なイメージで描いた絵も自動で認識して補正してくれます。

精度や、絵のクオリティに関してはまだまだですが、これからもっと進化していくでしょう。

そして、画像をAIに認識させる『DeepDream』。

仕組み的には、画像を『DeepDream』にアップすると、AIが画像の内容を把握し、画像に合ったものを合成するというもの。

登場当時は、合成画像のあまりのおぞましさに『まさに悪夢だ』と言われていました。(今も十分悪夢)

そして、画像だけではなく、『動画』に対して、AIによって動画の内容を認識することができ、合成を重ねることができるのです。

動画に関しては、本当に悪夢ですね(汗)ずっと見ていたら精神的におかしくなってしまいそうです。遅いと思いますが、閲覧注意です。もし見るのがクセになってしまったのならこちらの動画も御覧ください。

もちろん閲覧注意です。

最近では、GoogleのAIのIQは『6才児以下ほど』と発表されています。

【グーグルのAIや「Siri」、知能は6歳以下との調査結果】
 
Googleの「AlphaGo」は確かに2017年、囲碁の世界王者である柯潔棋士に勝利したが、AlphaGoを支える人工知能(AI)は実際のところ、6歳の子供より賢いわけではないという。
 
9月末にarXiv.org(査読なしのオープンアクセスジャーナル)に掲載された論文によると、中国人研究者らが自ら開発したAI測定基準に照らして50のシステムをテストしたところ、GoogleのAI技術が最高スコアを挙げたという。CNBCが米国時間10月2日に報じた。GoogleのAIは知能指数(IQ)のスコアが47.28で、Appleの仮想アシスタント「Siri」(IQスコア23.94)のほぼ2倍賢かった。
 

引用:グーグルのAIや「Siri」、知能は6歳以下との調査結果 - CNET Japan

今は、AIの開発時代です。どの企業も必死になって人工知能に力を入れています。そのため、IT分野でプログラミング言語の『Python』は非常に注目されており、Pythonができるプログラマーはかなり重宝されるとのこと。

このようにGoogleが開発するAIは、siriやコルタナのように、コミュニケーション的なものではなく、AIによるコンテンツの判別に力を入れていることが伺えます。

もちろん『OK Google』もあります。

実は、Appleのsiriも画像を判別してくれます。

例えば、あなたのiPhoneに『猫』の写真があるとします。siriに『猫の写真』と喋りかけると、猫が写った写真を画像一覧から抜き出して表示してくれます。

その他にも『家の写真』『空の写真』とsiriに語りかければ、iPhoneで撮った写真に該当するものがあれば表示してくれます。

ただ、精度的には、まだまだです。僕のiPhoneには猫の写真がありますが、犬の写真はありません。

siriに『犬の写真』と言うと、猫の写真が出てきます。

Googleは、こういった自動判別の精度を高めようと色々と試行錯誤している状態と言えるでしょう。

そして今回の本題、youtubeの『一部の広告主に適していない』または『ほとんどの広告主に適していない』という理由で表示される黄色いドルマークについてです。

『とりあえず』規制している

youtubeは、今のGoogleのAIで判別できる範囲でとりあえず全て制限をかけていると僕は思います。

まずは、『黄色いドルマーク』が出ると収益が減るのかということですが、

出典:「一部の広告主に適していない」としてマークされた動画の再審査請求 - YouTube ヘルプ

この文言から察するに、『黄色いドルマークが出たから収益が減る』のではなく、『元々広告が制限されている、または表示されていない』動画が分かりやすくなったということのようです。

僕自身も、動画に黄色いドルマークが付きましたが、収益的には今のところ下がったという感じはしません。

そして、次に、



赤線に引かれている部分を見ると、黄色いドルマークを解除するために再審査を受けることができ、その再審査は人間がチェックする。そしてそのプロセスを繰り返すことで、システムの精度が向上していくとあります。

システムの向上とは、AIの能力が上がる、ということではないでしょうか?

つまり、今のAIの精度で規約に引っかかりそうなものをまずは自動検知し、それがまともなものか、規約に引っかかっているものかをユーザーが自らGoogleに教え、それを人(審査担当)がさらにより分け、まともなものをAIに覚え込ませている、ということなのではないでしょうか?

そう考えると、『え?なんでこの動画が?』というものが出てきても不思議ではありません。

youtubeの規約というより、最近のGoogleのAIについて考えると、なんだか納得いくことが多いような気がします。

ただ、単純に動画のサムネイルで『赤い服』を着た人が写っていたら、それを『血』と判別して自動で制限をかけているかもしれません。

人間的に見て、卑猥なものになってなくても、『DeepDream』のような判別能力を考えれば、AI的には卑猥に見えるのかもしれません。

さらに、人間が動きのあるものを目で追えるのには限界がありますが、AIであれば、動画のコンマ1秒(0.1秒)たりとも見逃さないでしょう。

もちろんタイトルに入れるキーワードも関係しています。言葉であれば、画像や動画で判別するより何倍も判別が簡単です。キーワードも気を付けましょう。

AIの精度が上がるまで続く

黄色いドルマークになって、本当に健全な動画であれば、ユーザーは再審査を申し込むだろうし、健全ではないと自覚していれば再審査はしてこない、この時点である程度のより分けが出来ています。

しかし、中には健全ではないと分かっていても、再審査をしてくる人もいます。あとはそれをGoogle側の人が判断し、その結果をAIに覚え込ませれば、良いもの駄目なものを判断できるようになっていきます。

もし、GoogleのAIが本当に6才児ほどの知能なら、もう少し成長してもらわないと、まだまだこの騒動は収まりそうにないですね。

精度が上がれば、どうみても間違いな制限はかからなくなると思いますが、AIはまだまだ発展途上ですからね。

今はまだ、こちらも、上手く黄色いドルマークにならないように工夫して、6才児の目をかいくぐっていくしかなさそうです。

ちなみに、GoogleのAIは、ネット上での炎上性のあるものも判断していると思います。

ナイーブな問題になっている話題を動画にすると、恐らく軒並黄色いドルマークの制限がかかると思います。

トレンドな話題を扱う動画の場合、その話題がネガティブなものかどうかも気を付けたほうが良さそうです。

最後に

youtubeはまだまだ稼げる市場ですが、まだまだ発展途上の媒体です。

いつ恐ろしい変更を加えてくるかわかりません。

テレビ動画を上げるのは、今もこれからももってのほかです。

今後は、そういった著作権を侵害するような動画はバンバン規制対象になるでしょう。

しかし、稼ぎづらくなったというよりは、卑怯な人がいなくなったと考えるべきです。

どんなことにも楽なことはありません。

お金が発生する以上は、お金を払う人がいるということです。お金はタダで入るほど甘くありません。

お金をいただくために必要なことは、相手に『価値』を提供することです。

その価値を感じた相手が『ありがとう』の代わりに与えてくれるのがお金です。そのことをyoutubeでも忘れないようにしましょう。

 今回の記事は、あくまで個人的な考察と見解によるもので、絶対的で確実なものではありません。Googleは明確な情報を示さないことでも有名です。なので、それぞれが個人で考察し、個人の見解で答えを導き出す方がほとんどです。僕のこの記事も、そのうちの1つとしてお考えください。

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